悪夢と認知症
2025-03-02


今朝、悪夢を見た。

学会で九州に旅行したのだが、旅館から学会に出かけたのち、温泉町で道に迷うのである。明日は発表日だ。急いで旅館に戻らないと資料もない。しかし、旅館に帰る道は分からない。旅館の名前も覚えてはいない。大学の友人たちはそれぞれ食事に行ってしまった。通りがかりの人に旅館街への道を聞くと歩くのは大変だという。
 歩き始めると道はぬかるんでいて足もいたい。おなかも空いてきた。どこか食事を出来るところはないだろうか。なかなか見つからない。どうしたらよいかと途方に暮れているところで目が覚め、夢だったのかと安心した。

 こんな夢を見たのは、理解しにくい統計論の本を読みながら寝入ったせいでもあるが、理解しなければ困るというプレッシャーもあったのである。

 目覚めて気づいたが、このような夢の話は、認知症になった時の話と似ていると思った。

 即ち、自分がどこにいるのか分からない。どうやって家に帰ればいいのかもわからない。どうしたらよいか途方に暮れるのである。ついに来たのかもしれない。

 どうせ認知症になるのなら楽しい認知症になりたい。何処にいるのか分からないが、いつも笑ってニコニコしている認知症、それが理想だ。そんな話は聞いたことがないが、もしあるのならその方法を知りたいものだ。

ChatGPTによれば、そういう認知症もあるそうだが、それって本当にいわゆる認知症でしょうか?

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Q:
コニコ笑っていられる認知症はありますか?なければそのような認知症になる方法はないですか?
ChatGPT:

「ニコニコ笑っていられる認知症」という明確な分類はありませんが、認知症の症状や進行の仕方は個人によって大きく異なります。中には、終始穏やかで笑顔が多い方もいます。特に以下のような要因が関係することが考えられます。
穏やかで笑顔が多い認知症の特徴

前頭側頭型認知症(FTD)の一部
初期症状として、社交的になったり、感情が鈍感になったりすることがあります。
陽気な性格の変化が見られることがあり、無邪気な笑顔が増える場合も。

アルツハイマー型認知症の軽度〜中等度
性格によりますが、もともと温厚でポジティブな方は、病気が進行しても笑顔が多い傾向があります。
環境が安定していると、不安や混乱が少なく、ニコニコしていることも。

幸福感を伴う認知症(「ハッピー・デメンシア」)
高齢者の中には、病識が低下し、不安や恐怖を感じにくくなることで、いつも穏やかに笑っている方がいます。

「ニコニコ笑っていられる認知症」にする方法

認知症になったときに穏やかでいられるかは、環境や接し方が大きく影響します。以下の工夫が役立つ可能性があります。

ポジティブな環境づくり
家族や介護者が穏やかに接する
好きな音楽や楽しい会話を取り入れる
笑顔やユーモアを意識する

ストレスの少ない生活習慣
規則正しい生活を心がける
軽い運動(散歩やストレッチ)を続ける
良質な睡眠をとる

もともとの性格や考え方を活かす
ポジティブな考え方を習慣づける
笑いや感謝を大切にする

結論

認知症の種類や進行の仕方によって、笑顔が多いケースもあります。また、環境や接し方次第で「ニコニコ笑っていられる認知症」に近づけることも可能です。本人が安心できる環境を整えることが大切ですね。
[健康]
[私家版心理学]

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