マイナカードとプライベートモードの困った関係
2024-10-02


お上から年金関係の申請提出書類が、郵送されてきた。マイナカードとスマホを使えば切手代が掛からないという。郵便料金値上げのタイミングで向こうは郵送しておきながら、こちらにはマイナカードを使わせようというお役人的発送!?である。

それは許すとして、困ったのは、スマホでカードを読み取らせた後の反応である。エラーメッセージが出て、スマホがプライベートモードなので、モードを変えないとマイナシステムは機能しないといっている。

iPhone画面の説明に従って操作したが、今度は顔認証が必要だとの表示が出た。顔認証の設定はしてないので、操作ミスかと思い、何度も操作をやり直したが反応は同じである。

大体プライベートモードなど設定したこともない。これは何なのだとChatGPTで調べると、ネットブラウザーのソフトが見ているサイトなどの状況により勝手に標準モードからプライベートモードに変える事があるらしい。

そこでハタと思いついて、スマホの通信モードをWifiから外部通信モードに変更してみた。そして最初から同じ操作をしたところ、無事申請書作成まで終了できたのである。ここまでのべ2時間かかった。110円切手を使ってポストまで往復した方がよほど良かった。

デジタル庁が関与したらしいスマホの年金申請書類説明にはプライベートモードが何なのか説明はない。また、標準モードへの変更方法も他のサイトのリンクを引用しているだけで分かりにくい。ましてWifiモードでは変更出来ないことなど一切出てこない。

これではマイナカードの普及は夢だろう。お上の発想を庶民の使い易さの発想に変えるには、上層部が自分で実際に操作をしてみることから始めるのが早道だろう。一部のオタク政治家だけが出来ても意味はない。
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