ドライアイの安全、安価な治し方
2023-12-16


ドライアイの原因は上下瞼の内側に数十個並んでいるマイボーム腺が詰まり、本体、瞳表面を覆っている涙の膜の表面にあるべき油分が薄くなって、涙が蒸発してしまうことにある。

 これは眼科医や薬局でドライアイ用の目薬で一時的に治すこともできるが、このマイボーム腺の詰まりの原因である固形油分を溶かしてしまうことが根本的な治療法になる。固形油分は瞼付近を体温以上に温めればよい。やけどするほど熱く温める必要はない。

 温めるだけだから目薬よりも安全、安心で副作用も考えられない。

 しかし、瞼を温める手軽な方法がない。朝晩風呂に入ってゆっくり蒸しタオルを使えればよいがそれも時間と手間がかかる。

 ところで、蒸しタオルマシーンという、家庭用の小型マシーンがネットでは3千円から購入できる。(サイトと年式で大幅に価格が異なるので注意が必要ですが最新式でなくても機能に大きな差はない。)

[URL]



価格が高いのはこれに付属している圧縮紙タオルの専用パッケージで、プラスチック容器に圧縮紙タオルが入っているのだが、紙パック20枚入りで1000円程度はするようだ。しかも、これはどこで購入できるのかよくわからない。

 しかし、この蒸しタオルマシーンの構造を調査したところ、この専用カートリッジは上記の目的のためには不要であることが分かった。

 本来の専用パッケージを装着する孔に、小さな圧縮紙タオルを上部から落とし、タオル感知部の上部にタオルを置けば、普通に動作する。

 その際、落下させる圧縮紙タオルとしては、直径2pのものを一個使う。百均で売られていたもので、20個入り110円なので、正規パッケージ品の10分の1の価格である。

 この直径2pの圧縮紙タオルは、近くの百均で見つけたが、もしなければ、下記サイトから見つかるはずである。
[URL]

 これを1個上記マシーンの孔に落として、上の押しボタンを三回長押しすると不思議なことに下のトレイが開き、お湯と膨張途中の紙タオルが出てきた。ここでもう1個紙タオルをトレイのお湯の上に置けば、2個の円筒状の蒸しタオルが出来上がる。

 このようにしてパソコン脇の机上で作った2個の蒸しタオルを広げて両目に載っければ、ドライアイはなくなる。
 
 但し、マイボーム腺の詰まりがすぐに消えるわけではなく、これを数日間朝晩続ける必要はある。

 今のところ、この治療を断続的に続け、痛みは消えた。また、医者の目薬をつける必要もほぼなくなった。

 これまで、何万円かを眼科医と目薬に使ってきたが、この蒸しタオルマシンと百均の圧縮紙タオルのセットで安い費用で治療できたことになる。
特に、医者のドライアイ目薬をつけると目やにが目じりに固まって気になるが、これはその心配がない。

 また、このセットは、簡単な眠気ざましやお肌に優しい簡易パックとしても使えるかもしれない。使用後、キーボードなど机の周りを清浄に保つのには最適である。ティッシュペーパーの消費量も大幅に下がることになるのでお勧めである。

 なお、この蒸しタオルマシーンは水タンクに水を入れて使うが、水を貯めっぱなしにしておくとカビやウイルスの増殖が進む。最近は浄水器と称して、塩素を除去した水を供給する蛇口が多い。この蛇口から出た水を貯めておくと、浄水器なしの蛇口の水、即ち塩素入り水道水よりも危険である。数日貯めた水は廃棄して清潔を保つことが重要だ。
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