ジャニーズ事務所が公開した調査報告書
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と引用されているNEW YORK TIMESの2000年1月の記事
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を眺めてみた。
確かにこれはマスコミの不作為による保身である。その日本人マスコミに対する皮肉がこの新聞記事にも書かれている。
アメリカなら20年前には処理されていた問題だろう。しかし、関係者がこの世からいなくなるまでは日本のマスコミは議論したくなかったということである。
これらを読んで想起されるのは、森進一の「襟裳岬」と中島みゆきの「永遠の嘘をついてくれ」という詩である。
襟裳岬ではコーヒーを飲みながら「黙りとおした年月を温め」るのだが、中島みゆきのは酒で「酔いつぶれながら」嘘を信じようとしている。
私も酒を飲んだ翌日はコーヒーをたくさん飲むことにしている典型的な日本人であるが、批判だけ繰り返す一部マスコミの保身はいつまで続くのだろうか。前向きの解決策提案が業界人ならいくつもあるのではないだろうか。
苦渋の関係者への支援も忘れてはならない。
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