台風進路予測用個人作成情報サイト
2023-06-02


 先日ネットサーフィンをしていたら、米国の個人のサイトに地球シミュレータ的全世界対象天気予報サイトがあった。元々は、ハリケーン予測に用いるために作成したようだが、西太平洋もシミュレーション範囲に含まれている。  これは、公的なものではないので、単なる個人の予測以上のものではないが、気象庁の予報と比べてみるのも面白い。最近では、テレビの台風進路予想で、米国や、欧州の天気予測を比較して示す例もある。このサイトも微妙に進路予想が異なるが、初期条件データやアルゴリズムの差としての進路予想の相違が現れてくるのだろう。

https://www.tropicaltidbits.com/analysis/models/?model=gfs&region=wpac&pkg=mslp_wind&runtime=2023060200&fh=24

 数十年前、高校の地学の先生が授業で、「既に理論的には天気予報は正確にできるようになっている。後は、初期条件をどれだけ細かく観測できるか、計算精度、計算速度をどこまで上げられるかだけの問題だ。」と話していたが、まさに、計算機と観測技術の高度化で短期的な予測は可能になってきたわけである。それが個人でも可能になっているという米国のITレベルに、日本は何時追いつけるのだろうか。デジタル庁を応援したいところだが。

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