非常用の浮き輪といえるものが市販されている。
長さ5cm程度の小さな窒素ボンベと折りたたまれたビニールでできたドーナツを連結したもので、ボンベの栓を開くことで浮き輪状になる。
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ボンベの栓は梃で一瞬に開くことができる。
この非常用浮き輪を左手首に付けておいてもそれほど邪魔にはならない。これをポータブルなエアバッグとして利用することを考える。
列車事故などで衝撃を感じた瞬間にこの浮き輪を開く。(右手でボンベの栓を開ける。)
雲が良ければ、浮き輪が衝撃吸収材になって、頭への致命的なダメージを防ぐことができる。
これでどの程度衝撃を和らげられるだろうか。
エアバッグや頭部衝撃力の実験例を参考に検討してみた。
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これらから、時速50キロ程度ならば衝撃力は1000N程度であり、
頭部骨折の限界平均8000Nよりも一桁小さい。即ち速度と衝撃力が比例すると仮定するならば骨折までは至らずに済む可能性がある。
後は、瞬間的にこのポータブルエアバッグを如何に早く開けるかの訓練をすればよい。
バイク用エアバッグよりは実用性が高いと思われる。
ただ、これらの話も新幹線座席にエアバッグを組み込めば解決されるので、JR各社が早急に開発するのが一番である。
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