2023-01-04
ドアの向こうで知り合いたちが研究室のゼミの議論をしている。
中の一人の友人が、出て来て、「ちょっと教えて貰いたいことがある」と言って、遠くの方から私を呼んでいる。
僕も彼とはよく楽しく議論したことがあるので、喜んで行こうとした。
しかし、何かに足に挟まってなかなか彼の所に行くことができない。もがいているところで、目が覚めた。
昨年末の同窓会で、彼を呼ぶことが出来なかった。
彼は、3年前にがんで亡くなっていたのだった。
急に泪が滲んできた。
P.S.:その後、気付いたのだが、この夢を見た日は、彼の命日だった。
コロナもあって墓参りにも行っていなかった。
彼の方から来たのだろう。
昔、叔父から聞いた話だが、冬の蔵王で遭難し、仮死状態から目が覚め生還したあるスキーヤーが、夢の中で、花に囲まれた道の先から、亡くなった親戚たちがこちらにおいでよと呼び掛けられたが、振り切って戻ってきたと話したそうだ。
似たような夢の話である。
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