発生学を考慮した固形物の排出方法
2022-01-06


細胞分裂による生体組織の発生はかなりのところまで分かってきたようだ。少なくとも細胞分裂が進展するにつれて、対称分裂がいつの間にか非対称分裂に変わっていく。人間の場合、左右には対象になっている組織が多いが、上下には対象になっていないように見える。
 しかし、ミミズの場合、外表面と内表面(即ち消化器官)が単純な2重円筒形であり、口と肛門はほぼ上下対称である。したがって、ミミズを途中で切っても、それぞれ、肛門の個所が口に変化し、2匹のミミズになる。
 これを人間の消化器官系メカニズムの観点で考えると以下のようになる。
 トイレで肛門のみを意識して無理にいきんだりするが、血圧が上がったりして健康には良くない。上記の発生学的考察?から、口と肛門は対称関係にあるはずだ。即ち、肛門にのみ力を加えるのではなく、唇をすぼめるように口周辺の筋肉に力をいれることで、脳神経系が上下対称的に反応し、よりスムーズに排出することが可能になる。確かに、かなり楽に排出できた。
 このメカニズムが実証されればイグノーベル賞ものだ?!
[健康]
[私家版生物学]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット